2021年12月15日

作新学院高等学校は、栃木県宇都宮市一の沢一丁目にある高等学校です。
明治18年に私塾の下野英学校として設立された伝統のある高校で、日本最大規模の卒業生を輩出しています。
現在の作新学院高等学校という名称になったのは2003年で、現在はトップ英進部・英進部・総合進学部・情報科学部の4つの部に約3,600人の生徒が通っています。
難関大学の合格から就職まで、生徒一人ひとりの希望をサポートしてくれるという特徴があるとともに、施設面の充実度も非常に高いです。
例えば、2015年に設立されたアカデミアラボには、コンビニ・カフェ・自習室・資料展示室が備わっており、自習室にはタブレットPCが40台導入されているので、快適な高校生活を送ることができるでしょう。

作新学院高等学校は部活動が盛んであることでも有名

また、作新学院高等学校は部活動が盛んであることでも非常に有名です。
運動部・文化部ともに数多くの部活動があり、全国大会で優秀な成績をおさめている部活動も少なくありません。
その中でも特に有名なのが硬式野球部で、2021年時点で選抜高校野球大会(春の甲子園)には10回出場、高校野球選手権大会(夏の甲子園)には15回出場しています。
甲子園への出場回数は春夏ともに県内最多となっており、1962年には史上初の春夏連覇、2016年の夏の甲子園では54年ぶりの優勝を果たしました。
甲子園の怪物と呼ばれた江川卓や、2022年度より中日ドラゴンズのヘッドコーチ兼投手コーチに就任した落合英二、2016年の甲子園優勝の原動力となった今井達也、入江大生などプロ野球選手も数多く輩出しています。

硬式野球部だけでなく軟式野球部も強豪

また、作新は硬式野球部だけでなく軟式野球部も強豪として非常に有名です。
全国高等学校軟式野球選手権大会には30回出場し、9回の優勝と2回の準優勝、国民体育大会高等学校野球・軟式野球競技には24回出場し、8回の優勝と3回の準優勝を果たしています。
また、秋季関東高等学校軟式野球大会での優勝は18回、春季関東高等学校軟式野球大会での優勝は17回となっており、全国屈指の強豪校として知られています。
硬式・軟式野球部以外にも、サッカー部・テニス部・バレーボール部・バスケットボール部・卓球部・バドミントン部・水泳部・陸上競技部・柔道部・ラグビー部・体操部といった運動部もありますが、柔道部やラグビー部も強豪として有名です。
柔道部は、全国高等学校柔道大会へ男子が団体として12年連続21回出場しており3位を2回獲得していますし、女子も団体として14年連続20回出場し3位を1回獲得しており、個人優勝者も1名、3位は6名輩出しています。
ラグビー部は、全国高等学校ラグビーフットボール大会に8年連続12回出場、関東高等学校ラグビーフットボール大会には30回出場しています。

珍しい部活動というだけでなく実績も豊富

また、自転車競技部・ボクシング部・弓道部・チアリーディング部・パワーリフティング部といった珍しい部活も少なくありません。
単に珍しい部活動というわけではなく、実績も豊富です。
例えば、自転車競技部は全国高等学校総合体育大会自転車競技大会において総合優勝3回、関東高等学校自転車競技大会では総合優勝3回、国民体育大会自転車競技大会では総合優勝1回を達成しています。
加えて、ジュニア世界選手権・アジア選手権大会の日本代表を10名以上輩出している部活動でもあります。
また、ボクシング部は全国高校総体において個人チャンピオンを29名輩出するとともに、全国最多の学校対抗優勝8回を誇っている非常に有名な部活です。
弓道部に関しては、全国高校総体に男子が19回出場し優勝1回・準優勝1回・3位1回を獲得、女子が23回出場し優勝1回・準優勝1回、個人優勝2回を果たしています。

全日本選抜チアリーディング選手権大会でも準優勝の経験がある部活

また、国体へは男子が17回出場し優勝6回・準優勝2回・3位3回、女子が10回出場し優勝3回・準優勝1回・3位1回という好成績をおさめています。
チアリーディング部は、JAPANCUPチアリーディング日本選手権大会において優勝1回・準優勝2回、全日本選抜チアリーディング選手権大会でも準優勝の経験がある部活です。
加えて、作新学院高等学校は運動部だけでなく文化部も充実しています。
文芸部・科学部・写真部・園芸部・英語部・美術部・書道部・演劇部・放送部・吹奏楽部・音楽部・琴部・棋道部・茶道部・華道部・かるた部といった部活動がありますが、全国大会などで優秀な成績をおさめている部活動も少なくありません。
例えば、演劇部は関東大会へ最も出場している常連校として知られており、全国高等学校演劇大会へも何度も出場し最優秀賞や優秀賞といった優秀な成績もおさめています。

まとめ

また、吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクールに2回出場し銀賞を獲得したことがあるとともに、全国高校総合文化祭吹奏楽部門には3回出場、全日本アンサンブルコンテストには1回出場、東関東吹奏楽コンクールへは30年連続44回出場しています。
このように、作新学院高等学校は運動部・文化部とも充実しており、入学すれば希望の部活動が必ず見つかるでしょう。

 

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